<プロボクシング:DYNAMIC GLOVE on U-NEXT48大会>◇3日◇東京・後楽園ホール◇観衆1650人
高校3冠ボクサー古城佑馬(18=帝拳)が2回TKO勝ちの上々プロデビューを飾った。ケネス・スベロ(25=フィリピン)とのフェザー級6回戦で2回1分55秒、TKO勝利。鋭いワンツーで仕掛けると、2回にフックを多用するスベロの顔面に右ストレートをねじ込んだ。さらに連打で攻め続けたところでレフェリーストップとなった。
古城は「1回は思った以上に相手が(攻撃に)きたのでビックリした。2回ぐらいで距離感をつかめた」と手応えを口にした。
地元から両親と兄2人が応援に駆けつけていたという古城は「良い感じの緊張感でリングに立てた。セコンドの声も聞こえたし、よくみえていた。前半で終わらせようと思ったので、2回ぐらいで倒せてちょうど良かった。小学校からプロでやりたいと思っていた。そういう舞台に立ててうれしかった」と率直な心境を口にした。
指導するカルロス・リナレス・トレーナーは「アマだと倒せるパンチが少ない。タイミングで倒す練習している。もっとゆっくりした動きができるようにね、これから」と期待を寄せた。古城は「カルロスさんは1番のトレーナーです。この方がいるから倒せました。少し硬かったが、プロの仕様になっている。今日も攻撃のリズムを少し変えた」と手応えを口にした。
主戦場の階級はフェザー級かスーパーフェザー級を予定している。古城は「減量もまったく問題なかった。1戦1戦勝ち続けて、練習を積んでいて世界王座を取りたい」と決意を新たにしていた。
古城は小学4年からボクシングを開始した古城は高校時代から強打のサウスポーとして知られ、昨年は選抜(ライトウエルター級)、総体、国体(ともにライト級)で優勝。今春に福岡・豊国学園高校を卒業し、単身で上京。練習見学を経て「良い雰囲気でここしかなかった」と名門・帝拳ジム入門を決めた。今年6月にはプロテストを受験し、B級(6回戦)で合格ししていた。古城は「高校卒業時はプロしか考えていなかった」という。