プロボクシングWBA世界フェザー級王者ブランドン・フィゲロア(29=米国)が10月17日(日本時間18日)、米ラスベガスのコスモポリタンで同級3位亀田和毅(35=TMK)の挑戦を受ける。今年2月、英リバプールでニック・ボール(英国)を12回TKO撃破し、王座返り咲きに成功して以来、8カ月ぶりの初防衛戦となる。同興行はPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)主催で、TNTとDAZNで生中継される「ザ・ファイト」シリーズとなる。
複数の米メディアやPBCのインタビューを受けているフィゲロアは「10月17日はすべてを出し切って臨む。亀田はベテランで粘り強いファイターだ。数多くの試合経験を積み、私よりも豊富な経験を持つ、彼の功績を軽視するつもりはないし、軽視してない。私たちは彼の試合を見て戦術を分析してきた」と自信を示した。
25年2月、スティーブン・フルトン(米国)に判定負けし、WBC世界同級王座から陥落したことを引用し「亀田陣営は私をボクシングで圧倒し、フルトンが私に対してやってきたことをマネしようとするだろう。万全の準備で臨んでくるだろうが、私はリングに出て自分の仕事をこなし、ベルトを防衛するだけだ」と冷静そのものだ。
亀田戦をクリア後の展望もある。他団体王者の統一戦への強い意欲を示す。フィゲロアは「10月17日には、オレが126ポンド(フェザー級)最強であることを証明する。そして統一戦線を築き、最高の選手たちと戦いたい。誰が対戦相手になろうとも(トレーナーの)マニー(・ロブレス)さんと私は戦略を練り直し、準備を整える」とした。
先月のオンライン会見では、27年のフェザー級転向を見据える4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(33=大橋)との対戦意欲を問われ「126ポンド(フェザー)級へようこそ。喜んで彼を歓迎するよ」とも。愛称は「ハートブレイカー」。相手を追い詰め、上下のパンチを打ち分けて繰り出し続ける圧倒的な運動量を誇るフィゲロアが「ホーム」で亀田を待ち構える。