【ボクシング】桑原拓、完全アウェーの韓国で10カ月ぶり再起戦勝利、野上昂生も再起3連勝

プロ初の海外マッチとなった再起戦で判定勝利した桑原拓(左端)(大橋ジム提供)

<プロボクシング:フェニックスバトル・ソウル大会>◇9日◇韓国ソウル・ソムユセンター

元東洋太平洋フライ級王者・桑原拓(31=大橋)が自身初の海外マッチで再起を飾った。東洋太平洋バンタム級9位キム・ウーヒュン(29=韓国)とのWBAアジア(日本未公認)スーパーフライ級王座決定戦に臨み、3-0の判定勝利を挙げた。「スピードスター」の愛称同様、素早いジャブと右ストレート、左フックなどを的確にヒットさせ、主導権を握り続けた。

桑原にとって昨年12月、WBO世界フライ級王者アンソニー・オラスクアガ(米国)に挑戦し、4回TKO負けを喫して以来のリングだった。オラスクアガ戦で右眼窩(がんか)底を骨折し、手術を受けて長期離脱。約10カ月ぶりの復帰戦は完全アウェー、1階級上、プロ初となる海外マッチだった。

またアンダーカードに登場した日本ウエルター級8位野上昂生(25=大橋)は韓国同級4位パク・ジュヨン(31=韓国)との同級8回戦に臨み、2-0の判定勝利。25年8月に当時の日本同級王者セムジュ・デビッド(中日)に敗れてから再起3連勝を飾った。