大橋ジムのアマ4冠・平塚駿之介、14日デビュー「楽しめれば」計量パス 愛称「ザ・ハンター」

プロデビュー戦の前日計量をクリアしたアマチュア4冠の平塚駿之介

ボクシングのアマチュア4冠の平塚駿之介(24=大橋)が14日、東京・後楽園ホールでナタノン・トーンチャイ(20=タイ)とのフライ級6回戦でプロデビューを果たす。13日には東京・文京区の日本ボクシングコミッションで前日計量に臨み、500グラム少ない50・3キロでパスしたナタノンに対し、100グラム少ない50・7キロでクリア。平塚は「体重も計画的に落とし、順調にここまでこられた。あとはやるだけ」と平常心を貫いた。

初陣に備え、同門の元東洋太平洋フライ級王者桑原拓(31)、東日本スーパーフライ級新人王決勝を控える高森悠叶(24)らとスパーリングを積みながら、プロ仕様のスタイルを意識。平塚は「プロはラウンド数が長い。アマのスピード感も残しつつ、プロのゆったりとした速さの緩急をつけたボクシングを意識してつくってきた。まだ自分の中ではまだまだ未完成だが、デビュー戦で1つの形、自分のスタイルを確立できれば」と決意を示した。

アマ時代の関係者と協議し、愛称は「ザ・ハンター」に決定。トランクスにも「The Hunter」と入れたという。平塚平塚は「デビュー戦なので自分の今まで培ったテクニック、細かい技術を見ていただいて、自分がボクシングを楽しんでいるところを見てほしい。できればインパクトが残る試合にしたいが、気負わずに今まで練習したことをやって楽しめれば」と静かに燃えていた。

平塚は身長167センチの右ボクサーファイターで右カウンターパンチを得意とする。駒大で主将を務め、昨春から社会人としてアマ活動を継続。昨年の滋賀国スポ(国体)、社会人選手権で優勝したことでアマ卒業とプロ転向を決断して大橋ジムに入門した。9月28日にはプロテスト(b級=6回戦)を受験し、合格していた。

所属ジムの大橋秀行会長(61)は「アマ戦績も豊富で国スポ2連覇。高校、大学で主将のまじめな選手。基本に忠実で練習に対してまじめ。ジムでも1番長く練習しているのではないか。そういった選手は時間はかかるが結果が出る。来年にはA級(8回戦)で戦い、ランキング入りを目指すことになる」との方針を示している。

 

◆平塚駿之介(ひらつか・しゅんのすけ)2002年5月1日、栃木県生まれ。7歳となる小学1年で競技を開始。作新学院高で19年に全国高校総体優勝。駒大進学後、21年に関東大学ボクシングリーグで最優秀選手賞、22年に国体(栃木)優勝に輝く。4年時にはボクシング部主将に。25年も国体(滋賀)、社会人選手権を制覇。アマ戦績は51勝(8RSC)14敗。家族は両親と弟。身長167センチの右ボクサーファイター。血液型B。