【ボクシング】29日に東洋太平洋王座挑戦の「ザ・サンダー」片岡雷斗の密着ドキュメント公開

片岡雷斗(26年8月撮影)

アマチュア6冠で「ザ・サンダー」の愛称を持つ東洋太平洋ライトフライ級3位片岡雷斗(20=大橋)がプロ3戦目でタイトルに初挑戦する。29日、東京・後楽園ホールで世界挑戦経験のある同級1位アルアル・アンダレス(26=フィリピン)との同級王座決定戦に臨む。同興行を生中継するLeminoの公式ユーチューブチャンネル「dスポーツ・ボクシング・チャンネルで片岡の密着ドキュメンタリー「若き挑戦者、その素顔」が24日までに公開された。

片岡は「KO決着にしたいな。チャンスがあればいつもでもKOを狙いにいきます」と試合イメージを膨らませた。

初10回戦となる。タイトル戦だけに対戦相手のモチベーションも高い。片岡は「長いラウンドになってくると思うので、その中で自分の技術だったり、ディフェンス、攻撃、カウンターとかボクシング面での技術をみてもらえたらうれしい。パンチを1発ももらわず、なおかつチャンスがきたら倒して勝てたらめっちゃいい」と意気込んだ。

勝てば日本プロボクシング協会の内規を満たし、国内での世界挑戦が可能となる。ベルト獲得以外にも世界に進むチャンスが広がるものの「そこまでベルトとか(試合の)位置づけとかより、アルアル・アンダレス選手に勝つということしか考えていない。プラスでベルトとかがついてくるのかな」と自然体を貫いた。

同興行には高校3冠で「ザ・ドリーム」の愛称を持つ片岡の弟叶夢(18=大橋)もジャカパン・セーントーン(36=タイ)とのプロ2戦目を控える。兄弟で切磋琢磨しながら調整し、父圭トレーナーとのミット打ちに励んでいる。横浜にある大橋ジムでの練習後、父の運転で千葉県内の自宅まで片道約2時間かけて移動しているそうだ。

片岡は「自分たちのためにここまでしている。尊敬しています。それと同じくらいお母さん(恵子さん)も頑張ってくれているので。両親には感謝しています」との思いも明かしていた。