プロボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(33)が所属する大橋ジムの大橋秀行会長(61)は28日、都内で報道陣の取材に対応。27年3月予定の井上-WBA世界バンタム級王者ジェシー・ロドリゲス(26=米国)戦について「(27年)3月開催。(対戦交渉は)一歩一歩、前向きに進んでいます」と現状を明かした。現在はプロモーター間の交渉となっているとし「着実に進んでいる」と進展を認めた。
当初はロドリゲスが12月11日、英カーディフでWBO世界バンタム級王者クリスチャン・メディア(26=メキシコ)との統一戦を計画。この統一戦が実現しなければ、ダイレクトで井上との対決に臨む意向を持っていた。今月22日、井上は都内でのイベント後に「(ロドリゲスが)12月やって3月は現実的ではない。やるならダイレクトに」と希望を出していた。
この井上の意向を受け、ロドリゲスをプロモートするマッチルーム社CEOのフランク・スミス氏は米メディアに対し「彼(井上)の気持ちは完全に理解できる。今、その件について話し合っているところ。タイミングに関しては、今後1週間でどうなるかみてみましょう。しかしすべてをうまく進めるためには、物事がかなり早く整う必要がある」と説明。
さらに最終結論について「時間的制約はあるが、来週中に決定を下す必要がある」と強調。10月いっぱいまでをメドとしていた。
また今月24日の米老舗専門誌ザ・リング(電子版)では、井上側の代理人を務めるジョン・ルイス氏がロドリゲス戦を実現するため、交渉を進めていると報道。ルイス氏は「試合を実現させるためマッチルーム社と交渉を進めている。両選手とも対戦を希望している」と語ったという。開催時期は27年3月、東京で行われるとも伝えていた。