22年ボクシング世界ユース優勝を含むアマチュア7冠でプロボクシング東洋太平洋、WBOOアジア・パシフィック・バンタム級3位坂井優太(21=大橋)が世界ランキング入りを狙う大事なリングに臨む。29日、東京・後楽園ホールでWBC世界同級6位ペッチ・ソー・チットパッタナ(32=タイ)との54・0キロ契約体重8回戦を控え、28日には東京・水道橋で前日計量に出席。53・7キロでパスしたペッチに対し、坂井は53・9キロでクリアした。
坂井は「気合は入っています。相手はランキングでは格上だが、自分のやってきた準備、練習、減量とすべてにおいて完璧だった。試合が待ち遠しい」と平常心を貫いた。
81勝(54KO)2敗という経験豊富なペッチ。2敗はWBC世界同級王者井上拓真(30=大橋)と元世界3階級王者中谷潤人(28=M・T)だけという実力者だ。坂井は「あんまり自分の中では不利と思っていない。ここは勝って先につなげていきたい。周りの人がそういう(不利)と言うからこそ、自分の力を発揮できる。楽しみにしている。若さを生かしてスピードだったりで上回る。すべてのおいて準備してきた」と手応えを示した。
世界ランキングは世界主要4団体で、坂井はIBF10位が最高。ペッチに勝てば一気に上位ランク入りが期待できる。坂井は「(フェースオフで)見下されている感あった。明日、対面してみてですね。すごく先が広がる1戦なので、何が何でも勝つ」と気合を入れ直した。所属ジムの大橋秀行会長(61)は「これまで大事に育成してきた。ペッチ戦を組んだのは機は熟したから」と大きな期待を寄せていた。