アマチュア6冠ボクサーで東洋太平洋フライ級2位、日本同級13位の田中将吾(24=大橋)が一気に2冠奪取を狙う。29日、東京・後楽園ホールで東洋太平洋、日本同級統一王者野上翔(26=RK蒲田)に挑戦する。28日には東京・水道橋で前日計量に臨み、両者そろって100グラム少ない50・7キロで1発クリアした。 田中は今年5月、東京ドームでタイトル初挑戦。WBOアジア・パシフィック同級王者富岡浩介(24=RE:BOOT)と引き分け、タイトル初挑戦での王座奪取を逃した。約5カ月ぶりのリングとなる。
2戦連続のタイトル挑戦。しかも勝てば一気に2冠獲得となる田中は「コンディションはいつもよりも良い。向こうも仕上げてきたなと。明日、戦うのが楽しみ。自分はアマチュアエリートとは思っていない。本当に今回は取らないといけないという強い気持ちで練習できた」と手応えを口にした。
一方、統一王者の野上は「自分のイメージの中では途中で終わるんじゃないかな」とKO決着で仕留める意気込みを示した。田中がアマ6冠に対し、野上はアマでの優勝経験はない。「自分はアマチュアで0冠なので。アマで強かった選手に勝って世界王者になりたい。向こうもアマエリートにチャレンジするつもりでやる」と気持ちを高ぶらせていた。