「デュアルキャリア社員」高森悠叶、2度目挑戦で東日本新人王ゲットへ「全部で相手を上回る」

東日本新人王スーパーフライ級決勝の前日計量をクリアした高森悠叶(左)と佐藤竜冴

プロボクシング東日本新人王スーパーフライ級決勝に進出した高森悠叶(24=大橋)が「デュアルキャリア社員」の意地をみせる。3日、東京・後楽園ホールで開催される同決勝に備え、2日は東京・文京区の日本ボクシングコミッションで前日計量に出席。対戦する佐藤竜冴(23=横浜光)が51・8キロでパスすれば、高森はリミット52・1キロでクリアした。

今年の新人王トーナメントは3試合ともに競り合い展開で勝利を手にしてきた高森は「今回、すんなりと体重が落ちた。前回(9月の準決勝)からあまり体重も増やしていなかったので短い期間なのが良かった。ずっと続けて練習ができたので良かった。全部で相手を上回る」と気合を入れ直した。

東京工科大出身。大学卒業後はITコンサルティング事業などを展開するクラウディオ社に入社し、開発エンジニアの業務に携わる。同社のアスリートとデジタル分野のキャリアを両立させる制度「デュアルキャリア社員」で採用され、仕事と競技を両立してきた。高森は「アスリートに理解がある会社なので、すごく良くしてもらっている。(試合前は)仕事も減らしてもらっている。会社の方にも恩返ししたい」と口にしていた。【藤中栄二】