元世界王者・谷口将隆、パパ初戦が再起戦「谷口、大人になったな」10月に長男誕生し気合十分

再起戦へ、計量クリアした元WBO世界ミニマム級王者谷口将隆(左)。右は対戦相手のエルソン・トリニダード

プロボクシング元WBO世界ミニマム級王者で現WBO世界ライトフライ級6位の谷口将隆(32=ワタナベ)が再起戦に臨む。4日、東京・後楽園ホールでエルソン・トリニダード(28=フィリピン)とのライトフライ級8回戦を控え、3日には東京・文京区の日本ボクシングコミッションで前日計量に臨み、48・8キロでクリア。トリニダードは1回目の計量で100グラムオーバーしていたが、再計量でリミットに到達した。

今年4月、WBA、WBO世界同級統一王者レネ・サンティアゴ(プエリトリコ)に挑戦も判定負け。世界2階級制覇を逃して以来、約7カ月ぶりのリングとなる。5月から練習再開し、6月からは本格的にジムワークも開始。再起を懸けた大事なリングへ「4カ月ぐらいかけて練習してきた。『谷口、大人になったな』で締めて」と独特の表現で意気込みを示した。

10月15日には、22年9月に結婚していた夫人との間に第1子(長男)が誕生。最終調整と減量がきつい時期と重なったが、谷口は「子供好きだったが、やっぱり自分の子供が1番かわいい。最後の減量で苦しい時も子供をみて『よしっ』と頑張ろうという時があった」と何度もうなずいた。パパ初戦への意識も高い。

現在、同級の世界戦線は国内でも激しい。WBA王者は吉良大弥(23=志成)、WBC王者には岩田翔吉(30=帝拳)、東洋太平洋同級王者には「ザ・サンダー」片岡雷斗(20=大橋)が就いた。今回の再起戦は「世界前哨戦」と銘打たれている。谷口は「次が再起戦なのでそういう人達の名前はまだ出せない。明日勝って再起してから。ただ目指すのは世界2階級制覇です。調べたのですが、自分のように6敗して2階級制覇した選手はいない。そのためにも明日、やるべきことをやる」と静かに闘志を燃やしていた。

なお同興行は元WBO世界スーパーフェザー級王者伊藤雅雪氏が手掛けるTreasureBoxing15大会のメインイベントで、U-NEXTでライブ配信される。