美ノ海関(25=木瀬)はしこ名の通り、出身の沖縄県の美しい海を描いてくれました。

カモメに熱帯魚、スイカ、パラソルの下でゆっくりする自分―。「沖縄の海はきれいで、夏になると思い出しますね。海ではバーベキューとか、得意ではないけどビーチバレーをよくやっていました。スイカは食べるよりも、スイカ割りの方が楽しい思い出があります。沖縄の海でボーッとしていたいです」。沖縄で行う冬巡業のPRで、地元には7月の名古屋場所後、1度戻ったがとんぼ返り。関取衆として臨む初の巡業の疲れもあり、願望が強く出た絵となりました。

また絵の中で特徴的なのが、右上に描かれた太陽。「沖縄の太陽は強い赤というイメージ。晴れの日の太陽が好きなので、大きく真っ赤に描きました」。じりじりと照りつける中で「よく釣りをしました。釣れればラッキーという感じですけど」。幼少期から忍耐強さを養っていたようです。