照強関(24=伊勢ケ浜)は、自身がイメージする「夏」を詰め込みました。花火、風鈴、短冊が飾られたササの葉…。兵庫・南あわじ市出身。2年前は、神戸市と淡路市を結ぶ明石海峡大橋の「地元の思い出」を描きましたが、今回は「思考を変えてやってみた」とのことです。計6色で描かれた花火は色彩豊か。縁台に置いてあるうちわに、自身のサインを書き込むなど芸が細かいです。

30分かけて、じっくりと仕上げていただきましたが「いや~もうちょいクオリティーを上げられたと思うけど。60点くらいかな」と納得のいかない様子。そのストイックさが、優勝次点の12勝を挙げた名古屋場所の大活躍につながったのかもしれません。