逸ノ城関(26=湊)は、故郷モンゴルの風景を描いてくれました。

「モンゴルの田舎はだいたいこんな感じ」。遊牧民の移動式住宅ゲルを、大小のサイズで描き上げたのがこだわり。ゲルの斜め上にあるまきを運んできたのは、4年前の同企画でも描いたトラック。「お父さんが買ったトラック。たくさん運べる」と誇らしげでした。川の近くにはヒツジの大群が。全頭が柵の中に入れるか、少し心配になるほどの数でした。

最後に故郷に戻ったのは「たしか…2年前の7月です。巡業がない月でも結構忙しい」と、母国が恋しい様子です。それでも何とか時間を捻出して、戻るつもりだとか。「そのときはいい成績を残して戻りたい」。14勝1敗だった春場所に近い成績を残して、凱旋(がいせん)といきたいところですね。