日本最高峰の格闘技イベントRIZINは16日、都内で記者会見し「RIZINランドマーク15広島大会」(7月18日、広島グリーンアリーナ)の追加対戦カードを発表。バンタム級(-61キロ)王者ダニー・サバテロ(33=米国)の2度目の防衛戦の相手が、DEEPバンタム級暫定王者で生粋のグラップラー鹿志村仁之介(24=BattleBox)に決まった。
もともと前王者の井上直樹が挑戦者の第1候補だったが、判定2-1で勝利した5月のPFLマルシルリー・アウベス戦でケガをしたこともあり「日本に帰ってきた翌日に、うちのオフィスにあいさつに来てくれて。相当タフな試合だった感じだったね。サバテロからベルトを取り戻したいというのが直樹の本心。かといって7月18日に俺に行かせてくれという状況ではなかった」(RIZIN榊原信行CEO)。そのためDEEPでの試合も含めて現在4連勝中の鹿志村に白羽の矢が立った。
鹿志村はこの日の会見に出席。サバテロもオンラインで参加した。サバテロがいつもの調子で「みんな調子はどう? ハロー! そこにいる鹿志村以外のみんな。鹿志村はF○○K YOUだ!」とあいさつすると、鹿志村は「僕は柔術出身でずっとグラップラーとしてMMAをやってきているんですけれども、相手選手はレスリングベースで、塩試合ばっかりな、漬けるようなファイターだと思うんですけど、僕はそこをカチッと極められると思っているので。日本人で今あいつを極められるのは俺しかいないと思っているので、皆さん期待してください」と王座奪取に意欲を示した。
サバテロは、鹿志村が前戦・平松翔戦で相手が放った右ローキックをヒザでカットし、その際に平松が右足を骨折したためTKO勝ちとなったこともインプット済み。「俺がもし足を骨折するようなことになったら、その足をもぎ取って、その足でお前の顔面を殴ってやる。いずれにしてもお前はボコボコになる運命で、みんなが期待している通りに俺は鹿志村をフィニッシュしてやる」と宣言した。
さらに「誰とでも戦う準備はできているが、鹿志村が素晴らしい柔術使いだということを知っているから対戦したかった。俺が柔術ガイをフィニッシュできるところをみんなに見せたいね。彼は連勝中で波に乗っていて、前戦はクレイジーな試合だったが、彼は頑丈だ。俺が王者になって初めてのフィニッシュがどういう形になるか? 彼はサブミッションを狙ってくると思うが、俺が一晩中、ヤツの顔面を殴り続けることになる」と予想した。
これら一連のサバテロのコメントを聞いた鹿志村は「こうやっていつもリモートですごい汚い言葉を並べてボロカス言ってくるような選手がちょっとでも僕のことを褒めてくれてたんで、あれ? みたいな(笑い)。もうちょっと言われるかなと思ってたんですけど」と、少しうれしそう。
続けて「僕はサバテロ選手が好きな選手で、塩試合だと言われる試合も僕はすごい面白いなって思ってずっと見てたんですけど。MMAのレベルで言ったらものすごく高いレベルだと思ってて。このアメリカで作ってきた彼のMMAを、僕がこの日本で作ってるMMAで超えられたら、もうこれ以上望むものはないと思うので。やっぱり日本人がチャンピオンじゃなきゃいけないなと思ってるんで、そのベルトは俺がもらいます」と言い切った。
〈追加対戦カード〉
▼バンタム級(-61キロ)王座戦5分3回
ダニー・サバテロ(米国/王者) VS 鹿志村仁之介(BattleBox/挑戦者)
▼-64キロ契約5分3回
昇侍(ジャパン・トップチーム) VS 梅野源治(PHOENIX)
▼フライ級(-57キロ)5分3回
ヒロヤ(ジャパン・トップチーム) VS 山本アーセン(KRAZY BEE)
▼ウエルター級(-77キロ)5分3回
佐々木信治(格闘技道場BURST) VS 林RICE陽太(reversal gym osaka anne)
〈既出カード〉
▼フェザー級(-66キロ)5分3回
カルシャガ・ダウトベック(カザフスタン) VS 萩原京平(SMOKER GYM)
▼バンタム級5分3回
太田忍(THE BLACKBELT JAPAN) VS イリスベク・ティレノフ(キルギス)
▼ライト級(-71キロ)5分3回
ジョニー・ケース(米国) VS 天弥(和術慧舟會HEARTS)
▼フライ級5分3回
篠塚辰樹(MASTER BRIDGE/剛毅會) VS イ・ジェフン(韓国)
▼女子スーパーアトム級(-49キロ)
パク・シウ(韓国) VS 須田萌里(SCORPION GYM)
▼女子スーパーアトム級
大島沙緒里(リバーサルジム新宿Me,We) VS イ・イェジ(韓国)
▼-54.5キロ契約キックボクシング3分3回
芝宏二郎(StrikerGYM) VS 遥心(K-1ジム総本部チームペガサス)