08年北京オリンピック(五輪)柔道男子100キロ超級金メダリストで総合格闘家の石井慧(39)が7月5日(日本時間6日)にロシア・モスクワで開催されるACB JJ21大会に参戦すると26日(日本時間27日)、正式発表された。対戦相手は25年の米総合格闘技団体PFL(プロフェッショナル・ファイターズ・リーグ)ヘビー級王者オレグ・ポポフ(34=ロシア)に決定した。試合形式はコンバット柔術で顔面以外は打撃もある。
石井にとって23年8月、米ニューヨークで行われたPFL興行でのダニーロ・マルケス(ブラジル)戦以来、約2年11カ月ぶりの試合となる。完全アウェーで、昨年のPFL王者と対戦するというハイリスクなカードとなる。
長年にわたって首、腰、ヒザと古傷と付き合いながら格闘家として現役を続けてきた石井は24年に感染症、敗血症寸前の症状で4度の手術を受けるなど入退院を繰り返していた。昨年から米ハリウッド俳優として活動を続けながら徐々にカムバックに備えたトレーニングも再開。今年5月末からは米テキサス州オースティンでトレーニングキャンプを開始していた。 22年に出会った柔術世界一のゴードン・ライアン(30=米国)の道場で週5回のペースでトレーニングを継続してポポフ戦に向けて最終調整。6月29日にはモスクワに向けて出発する予定となっている。