世界最大級の格闘技団体ONEチャンピオンシップは23日、“アイアンマン”ロッタン・ジットムアンノン(29=タイ)が自身の誕生日にONEと新たな契約を締結したと発表した。
ONE公式サイトによると、このニュースはタイ・ノンタブリー県にあるジットムアンノン・ジムで行われた記者会見で明かされたという。
会見にはロッタン本人のほか、マネジャーのソラポン・ジッサントーン氏、ONEチャンピオンシップ・タイランド社長のジティナット・アスダモンコン氏らが出席した。
ONEとの再契約について、ロッタンは「ONEでのキャリア以上に、格闘家としての自分を世に知らしめ、家族を養う力を与えてくれるものは他にないと思っている。戦う力が残っている限り、これからも全力で挑み続ける」と話している。
ロッタンは2018年に華々しくONEデビューし、瞬く間にフライ級ムエタイで圧倒的な存在となった。4連勝を飾った後、19年には当時のONEフライ級ムエタイ世界王者ジョナサン・ハガティー(英国)に挑戦。3回TKOでベルトを獲得した。
24年のジェイコブ・スミスとの王座防衛戦を前に、体重超過およびハイドレーションテストで失格となり、ONEフライ級ムエタイ世界王座を剥奪(はくだつ)された。
それでも昨年3月「ONE 172」で行われた、武尊とのキックボクシング戦で、わずか80秒で日本のアイコンをKO。ムエタイだけでなく、キックボクシングルールでも卓越した打撃技術を持っていることを広くアピールした。
その後、ロッタンはONEとの契約が満了。マッチング期間(他団体からのオファーに対し、ONEが同等のオファーを出せば、ONEと契約しなければならない期間)に突入し、武尊に5回TKO負けしてリベンジを許した今年4月の「ONE SAMURAI 1」にはワンマッチ契約で出場していた。