【ONE】初登場の那須川龍心 強豪トンプーンを2回TKO 大﨑一貴との決戦へ“満点回答”

2回TKO勝ちした那須川龍心(C)ONE Championship

<ONEチャンピオンシップ「フライデーファイツ(FF)163&The Inner Circle23」>◇24日◇タイ・ルンピニースタジアム(バンコク)

前半戦(The Inner Circle23)第2試合のストロー級(-125ポンド=約56.7キロ)キックボクシングにRISEスーパーフライ級(-53キロ)王者の那須川龍心(20=TEAM TEPPEN)が登場。初めてのONEの舞台で、本戦契約選手のトンプーン・PK・センチャイ(28=タイ)に2回2分ジャスト、鮮烈TKO勝ちを飾った。

龍心は初回からジャブ、左フックを中心にトンプーンと真っ向から打ち合うと、2回には左ボディーや右ストレートも的確にヒット。最後は右ストレートから強烈な右ひざを突き刺し、動きの鈍ったトンプーンに左右連打でたたみかけて、レフェリーストップを呼び込んだ。

その後のインタビューでは通訳がつたなく、試合のパフォーマンスについての英語の質問が「ONEをどう思いますか?」という質問に変わってしまい、龍心は「すごくみなさんが一丸となって盛り上がってる団体だなと思います。こういう熱狂を生み出せるのもお客さんと団体の力だと思います。すごい良い団体だと思います」。

みんなが聞きたかった試合内容についてのコメントではなかったが、それでも圧巻のパフォーマンスで35万バーツ(約170万円)のボーナスもゲットした。これには「最高にうれしいです。選手がこうやって命を張ってる舞台で、こういうすごいボーナスを出してくれるのは、選手にとってもうれしいことですし、選手が頑張る力になると思うので、すごいうれしいです」と笑顔

龍心は次戦「RISEワールドシリーズ2026TOKYO.2」(9月19日、EBARA WAVEアリーナおおた)で、大﨑一貴(OISHI GYM)の持つRISE世界スーパーフライ級王座に挑戦する。

大﨑一とは6月に-55キロ契約のノンタイトル戦で戦い、延長判定負けしており、連勝記録を14で止められた龍心にとってはリベンジ戦となる。

大﨑一からはトンプーン戦前にXで「龍心選手、異国の地ですが必ず勝ってきてください。KO期待しています」とエールを送られていたが、龍心は2回TKOの“満点回答”で大一番への機運を高めた。