8月2日に神奈川・横浜大さん橋ホールで開催される「BOM 51」でタイ国プロムエタイ協会ライトフライ級(-48.97キロ)王座戦が開催される。王者ペットムアンカン・チョーハーパヤック(タイ)に挑むのが、ONEのチャトリ・シットヨートンCEOも大注目しているという安部焰(ほむら、18=エイワスポーツジム)。安部が試合への意気込みを語った。
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-5月のRWSでは、初代ONE世界ストロー級王者デェダムロン・ソー・アミュアイシルチョークの息子のデジャリットに判定勝ちでしたが、1回にデジャリットの右ミドルをキャッチした際に右の連打を浴びて一瞬グラつく危ない場面がありましたね
「試合前から『蹴り足をキャッチするな』と中川夏生会長から指示されていたのですが、いつもの癖が出て蹴り足をキャッチしたらパンチをもらって初めて効かされて一瞬危なかったのですが、それからは会長の指示通りに動けて勝つことができました。次はそういうことが絶対に起きないように、今はカットとかディフェンス能力を高めるために頑張って練習してます」
-今回、エイワスポーツジムの吉成名高選手、奥脇竜哉選手、品川朝陽選手、吉成士門選手の先輩方が獲ってきたプロムエタイ協会のタイトル挑戦のチャンスが来て心境はどうですか
「先輩たちはこのプロムエタイ協会のベルトは何十戦も重ねて獲っていて、僕は次が13戦目で挑戦させてもらえるということで、すごくうれしいです」
-先輩方みんな獲っているベルトだけに絶対に獲らないといけないというプレッシャーもありますか
「獲らないといけないプレッシャーというよりも、今回、初めてメインイベントでやらせてもらうのでうれしい気持ちはあるんですけど、僕がメインという大役を務めるのは早いんじゃないかなと思ってます(苦笑)」
-ご自身のイメージとしては、メインイベンターはどういう選手がやるものだと思ってましたか
「先輩たちみたいな一流選手がやるものだと思っていて、まさか今回、自分が任せてもらえるのでメインにふさわしい試合をした上で勝たなきゃいけないと思っています」
-今回の相手に関してはどういう情報を入手していますか
「ラジャダムナンスタジアムのライトフライ級8位の選手で、つい最近ペッティンディープロモーションの興行の試合で元ラジャ王者のクラドゥンレックに判定負けでしたが、そういう選手とやり合う高いレベルの選手です。手足が短く、自分よりも身長も低いのですが、その分近距離になったら小回りが効いたり、回転力はすごいですし、気持ちの強い選手だなと。自分は初めてのライトフライ級の試合になるので新しいチャレンジになると思ってます」
-相手の映像を見たら、ゴリゴリの首相撲を仕掛けるタイプの選手でしたが、今までにそういうタイプの選手との対戦経験はありますか
「1回だけ、5回制のムエタイでゴリゴリの首相撲をしてくる選手はいましたね。自分はスタミナには自信はあるので5ラウンドずっと回り続けたり、距離を取ったりと足を止めずに動き続けることはできるので、そこはあんまり心配はしてないんですけど、とにかく組んだ時のパワーが向こうの方がありそうなので、そこでどう対策しようかを今考え中です」
-ジムには士門選手のようなゴリゴリの首相撲に強い先輩がいるから対策練習はバッチリですよね
「そうですね。士門君以上にパワーの強い選手はいないと思うので、日ごろから一緒に練習していることで自信にはなってます。士門君だけというより、結構エイワスポーツジムのプロ選手みんなで回して首相撲をしてるんですけど、当然なことながらみんな強いです。しかも最近はエイワスポーツジムに自分と同じ年のコウシ(ウォーワンチャイ)がよく練習に来るようになり、コウシの方がタイでの試合経験が多く、強い相手ともやっていて、同い年で一緒に高みを目指して頑張れる仲間がいるというのはうれしいですね」
-今回あえて首相撲でも勝負してみたいとも思いますか
「そうですね。自信もついて首相撲の展開でも勝てればとは思いますけど、組まないようにしてタイミングがあったらヒジも狙ってみたいと思っています」
-安部選手は12勝7KOとKO率は高いですが、今回もKOするイメージはできあがってますか
「KOするイメージはまだそんなに出来てはいないんですけど、何パターンか作っているので、KOするまでの過程をしっかり練習して試合に臨みたいと思ってます」
-ここで勝って、その先はやはりラジャダムナンスタジアムのタイトル挑戦でしょうか
「この前ラジャダムナンのミニマム級ランキングを見たら僕は1位だったので、もうそろそろタイトルマッチをやらせていただきたいと思っています」
-ラジャダムナンスタジアムのタイトル挑戦が近いということで、先月の大﨑孔稀選手のラジャダムナンスタジアム王座戦は見ましたか
「見ました。前半で大﨑選手が倒すのかなと予想していましたが、アウェーのリングでちゃんと倒し切るというのはすごいことなので、さらに正規王者のペッシラーとの試合が見たい気持ちが強くなりました。大﨑選手は暫定のベルトを獲っただけでもすごいことだと思うので、僕もすごくいい刺激になりました。大﨑選手が正規チャンピオンになる前に、自分が正規チャンピオンになれたらなと思います。今回の試合に勝てば、着実にタイトルに近づけるので、ミニマム級で試合をするのは身体的に今年いっぱいまでだと思うので、獲れるならすぐに獲りに行きたい気持ちもありますし、もしベルトを獲ったとしても防衛戦はしないでそのまま返上しちゃおうかなとは思ってます。まずは、次の試合で勝ってラジャのタイトル挑戦をアピールしたいですね」
-では最後に試合を楽しみにしているファンにメッセージを
「今回、初めてBOMでメインイベントを任せてもらうので、どの試合よりも面白くて会場が盛り上がる試合をして、自分が絶対ベルトを獲って、エイワスポーツジムで5人目のプロムエタイ協会のチャンピオンになりたいと思うので、ぜひ応援お願いします!」