打撃格闘技のRISEは4日、都内で「RISE201」(8月29日、東京・後楽園ホール)に向けた記者会見を開催した。
会見ではスーパーフライ級(-53キロ)3分3回延長1回で対戦する長谷川海翔(誠剛館)と数島大陸(及川道場)、棚澤大空(TEAM TEPPEN)と相沢晟(TARGET)の4人が顔を合わせた。
現RISEスーパーフライ級王者の那須川龍心(TEAM TEPPEN)が9・19「ワールドシリーズ」で同級世界王者の大﨑一貴(OISHI GYM)に挑戦することが決定しており、龍心は調印式の時にベルトを返上する予定。そのため長谷川、数島、棚澤、相沢のうち、良い勝ち方をした1人が今後行われるRISEスーパーフライ級王座決定戦に出場する見通しだという。
そんな状況の中、数島がRISEの“格差問題”について、伊藤隆代表に疑問を投げかけた。
RISEの公式インスタグラムには会見の時点で棚澤と長谷川の名場面集はアップされているものの、数島と相沢のものはない。数島は「伊藤代表に質問です。昨日の段階で動画が上がってる、上がってないって、人の差別をしてるじゃないですか。どういった経緯でそういうことをしてるのかなって」と問いかけた。
すると同代表は「これは多分、数島君に期待してるんじゃないかなと思うんですよね。(相沢と)2人にね。最近、僕も皆さんも夏バテがすごいじゃないですか。何が足りないって(数島がことあるごとに言及する)花言葉でしょ。ファンの皆さんそれを待ってると思うので。夏バテ解消のためにも花言葉をお願いします」と、質問とはまるでかみ合っていない“謎理論”で返答した。
さらに数島は「僕、SNSでちょこちょこ試合をしたいっていうのを書いたんですよ。RISEでも試合数めちゃめちゃ多い人と少ない人がおって、その差って実際なんなんやと。負けてしまったらチャンスが回ってこないっていうのは分かってるんですけど、勝ってる選手でも試合数少ない人と、例えばRISE以外のONEとか他の大会でやれてる(試合数の多い)人と、そういうところの差っていうのは何なんかなって」と、試合数の格差についても言及した。
これについても伊藤代表が「特にこの選手だからどうのこうのっていうのはなくて。あとはジムとのやりとりで、期間が空くならONEに出してくださいみたいな感じで出したりするので。たぶん、やっぱり花言葉が足りないと思うんですよ、試合が決まらないのは」とまた謎理論を持ち出したため、数島は「ってことはじゃあ僕が花言葉したら年間5試合、試合を確保できるっていう保証はありますか?」と詰め寄った。
すると伊藤代表は「勝ち負けもあるし、試合後のダメージも含めて検討しますけど、ダメージがなかったらいいんじゃないですか。その代わり花言葉、毎回やってくださいよ」と条件付きながら数島の言い分を認める姿勢を示した。
もともとキャッチフレーズ「キックボクサーは泣かないぜ」と試合後の花言葉がトレードマークの数島は「言いましたよ。ダメージなかったら1カ月に1回くらい試合したいんで。(記者に向かって)絶対、記事にしてください。花言葉したら試合を組むって言ってるんで」と、伊藤代表からの“譲歩”を勝ち取って笑顔を見せていた。