【KNOCK OUT】羽曳野出身・久井大夢が凱旋KO「山入端市長、どうでしたか僕の試合?」

地元のファンの前で普段はほぼ見せないような笑顔を見せる久井大夢(C)KNOCK OUT

<打撃格闘技「KNOCK OUT67~KNOCK OUT SUMMER JAM in OSAKA~」>◇8日◇大阪・タケダハムはびきのコロセアム

メインイベント(第18試合)でKNOCK OUT-RED(ひじありルールでオープンフィンガーグローブ使用)スーパーライト級(-65キロ)3分3回が行われ、地元・羽曳野市出身の“KNOCK OUT4冠のエース”久井大夢(20=TEAM TAIMU)が、モー・アブドゥラマン(30=英国/ISKA65キロムエタイ世界王者)に2回1分1秒KO勝ち。自らが呼んできたと言っても過言ではない凱旋(がいせん)大会を劇的に締めくくった。

久井は初回からパワーのあるアブドゥラマンに対して首相撲でも組み負けず、上下に打ち分けながら、まず左ストレートをたたき込んで最初のダウンを奪取した。

2回に入ると強烈なバックスピンキックを腹部に突き刺して2度目のダウンを奪い、最後はカウンターの左ストレートを打ち抜くと、顔から崩れ落ちたアブドゥラマンは失神してしばらく立ち上がれなかった。

久井は試合後、マイクを握ると地元のファンや関係者への感謝を述べ、その後、観戦に訪れた羽曳野市の山入端創(やまのは・はじめ)市長に向かって「山入端市長、どうでしたか、僕の試合?」と問いかけた。同市長が「最高!」と返事をすると、クールな久井が普段は見せないような、うれしそうな笑みを浮かべた。

久井は「僕がここ羽曳野から世界で活躍して、このKNOCK OUT羽曳野大会が、来年も再来年も開催してもらえるように、自分が活躍していきます!」と宣言した。

そして「自分、今、二十歳でプロになって4年なんですけど、4年前はもちろん何もなかったし、今もキックボクシングは全然へたくそなんですけど、そんな自分でも毎日やってたら、こうやって勝てたりするんで。皆さんも『あいつも頑張ってるし、自分も頑張ろうかな』って、ちょっとでも思ってくれたらうれしいです」とメッセージを送った。

久井は最後にKNOCK OUT山口元気代表に向かって「次戦、9月横浜でどうですか?」と、すでに全カード決定済みの9・5横浜武道館でのビッグマッチへの参戦を直訴。ファンからは大歓声が上がっていた。