世界最大級の格闘技団体ONEチャンピオンシップは31日、都内で「ONE SAMURAI 3・4メガプレスカンファレンス」を開催。「ONE SAMURAI 3」(9月12日、神奈川・横浜BUNTAI」、「ONE SAMURAI 4」(10月17日、東京・有明アリーナ)に出場する選手たちが一堂に会した。
中でも注目は「3」でハー・リン・オム(28=ミャンマー)を相手にONEでのキックボクシングデビューを果たし、わずか1カ月後の「4」ではリファディン・マスドール(23=マレーシア)を迎えてONEアトム級ムエタイ世界王座の防衛戦を行う吉成名高(25=エイワスポーツジム)。
名高はフェイスオフでは「2本持っているベルトのうち、1本を僕にくれればと思います」というリファディンからベルトを引っ張られ、“何すんだよ!”と血相を変える場面もあった。
ONEでは防衛するたびに新しいベルトが贈られるため、1回防衛を果たしている名高は現在、アトム級ムエタイのチャンピオンベルトを2本持っている。それについてのリファディンからの“挑発”だったが、名高は「ムエタイのアトム級のベルトは絶対自分のものなんで絶対渡さないです」と、必ず防衛することを誓った。
その名高は「3」でキックボクシングデビューを果たすということもあり、那須川龍心との対戦にも期待が高まりつつある。それについては「正直まだ武尊選手、那須川天心選手のような図式には、お互いなれてないと思うんで。もっともっとしっかり強さの磨きをかけて、お互い勝ち上がったところで、もっとファンの声が大きくなったところで自分もやっていきたいなという気持ちはあるので。まだ自分の中ではそこまで意識はしてないかなという感じですかね」と説明。
エイワスポーツジムの中川夏生会長はYouTubeの動画の中でキックボクシングでの対戦以外にも「ムエタイもやろうよ」と2種目での対戦を提案していたが、名高は「正直に言うと、ムエタイルールだったら絶対に勝てるっていう自信があるんで。そこはちょっとあんまり平等じゃないと思うんで、やっぱりキックになるのかなと思いますね、将来的にやるってことになったとしても」と、キックでの対戦を明言。ただ、ムエタイでもやるという機運が高まるくらいムエタイの日本でのプレゼンスを上げていきたいという心意気も示していた。