【RISE】那須川龍心、大﨑一貴の王座奪取へ自信、会長は格闘技界でのこの試合の重要性強調

世界王座戦で激突する王者の大﨑一貴(左)と挑戦者の那須川龍心

立ち技打撃格闘技のRISEは2日、都内で「RISEワールドシリーズ2026 TOKYO.2」(9月19日、EBARA WAVEアリーナおおた)に向けた調印式、記者会見を開催した。

同大会ではRISE世界スーパーフライ級(-53キロ)王座戦3分5回延長1回が行われ、王者の大﨑一貴(30=OISHI GYM)と挑戦者の那須川龍心(20=TEAM TEPPEN)が今年6月以来の再戦でベルトを争う。

対戦する2人に加え、OISHI GYMの大石陽一郎会長、TEPPEN GYMの那須川弘幸会長も同席して、この一戦へかける意気込みを語った。

SuperFight!バンタム級(-55キロ)で行われた前回対戦では延長判定3-0で大﨑が勝利した。しかしRISEが集計した今回の試合のファンの勝利予想では30.3%の大﨑に対し、龍心が69.7%と大きく上回った。

龍心は「前回よりも自信がありますし、日を重ねるごとにすごい手応えもあったり、まあ手応えのない日もあったりとか、本当に良い感じに自分と向き合えてここまで来れてます。今回は(王座戦なので)5ラウンドあるのでしっかり勝ちにいって、自分の手で決着をつけて、判定に委ねず、KOを狙いにいきたいと思います」とKO勝利を誓った。

前回は本戦ではやや龍心優勢という声もあったが、延長判定で大﨑に軍配が上がった。TEPPEN GYMの那須川会長は「前回の戦いをもう一回見直して真摯(しんし)に捉えて、もう一度作り直しというか。5ラウンド戦っても、打ち合いしても負けないスタミナと技術を本当に必死になってやってきたので。試合当日は本当の勝負というのをこの戦いの中で2人の選手が見せてくれると思うので、楽しみにしていて下さい」と力を込めた。

龍心は前回大﨑戦の後、7月のONEフライデーファイツでは“仮想大﨑”のトンプーン・PK・センチャイに2回TKO勝ち。「あの時は本当に負けられなかったですからね。普通に判定で勝っても大﨑選手に顔向けできないと思っていたので。あの試合はいろんな感情が混ざり合って。全部実力が出せたわけじゃないけどKOで勝てて良かったです」と、最高の形で大﨑との再戦につなげたことに胸を張った。

那須川会長が、那須川天心が活躍していた頃のRISEを「伊藤会長と天心と僕で作って来たRISE。その部分は1回終わっていて。本当にその頃のRISEっていうのはめちゃくちゃ熱かったですよ。力を合わせてRISEをNO・1にしていこう、どこにも負けない団体を作ろう、そういう感覚でやってきた」と振り返った。

そして「それを今、思い出しているというか。天心が2022年に武尊戦が終わって、武尊選手もロッタンと戦って。一つの格闘技ブームが消えかかっている。そういう中でこういう戦いが起きた事が転機。ここからどう盛り上げていくかで格闘技の未来が変わっていくと思います。KNOCK OUTにしろRIZINにしろONEにしろ、皆さんがどんどん力を付けて格闘界を盛り上げている。その先頭に立って日本で戦うのは、このRISEなんじゃないのかと。もう一度、その力を試す場所として、この試合は本当に重要だと思うので覚悟を持ってこの試合に挑みたいと思います」。大﨑VS龍心が今後の格闘技界を占う最重要の一戦になる。