【KNOCK OUT】龍聖がBLACK&RED統一王者に、平岡琴と同時戴冠は「泣きそうに」

試合後の会見で質問に答える龍聖

<打撃格闘技:KNOCK OUT68「KNOCKIN’on the WORLD」>◇5日◇神奈川・横浜武道館

メインイベント(第16試合)でKNOCK OUT-REDスーパーフェザー級(-60キロ)王座決定戦3分3回延長1回が行われ、KNOCK OUT-BLACK同級王者の龍聖(25=BRAID/TEAM SUERTE)が、強豪ゲーオガンワーン・ソーアムヌワイデッー(31=タイ)に判定4-0(29-28×4、29-29)で勝利し、BLACKルール(ひじなしルール)&REDルール(オープンフィンガーグローブ使用のひじありルール)の“統一王者”となった。

龍聖は2回にシャープな左フックを効かせ、3回にも左フックでゲーオガンワーンのバランスを崩すなど試合を優位に進めた。ゲーオガンワーンがアイポークを訴えて中断する場面もあったが、龍聖は相手の得意な首相撲やひじ打ちも思うようにさせずに完封した。

龍聖は試合後「REDルールのチャンピオンになって、王座を統一できたということが本当にうれしいですね」と会心の笑みを浮かべつつ「でも本当に圧倒して、世界中のみんなを驚かせたかったなというのがあったので、そこら辺に関してはパフォーマンスとして納得できるものではなかったなというふうに思っています」とKOできなかったことについては反省した。

そして今後については「何よりも格闘技のファンが見たいカードを実現させていきたい。やっぱりファイターだし戦うことが仕事なので、皆さんの期待に応えるような、そういうカードを実現させていただきたいですね」と意気込んだ。

この日はかつてTRY HARD GYMでともに汗を流し、今大会に向けて再びノップ・トレーナーのもと、一緒に練習してきたという平岡琴が36歳にして初めてベルトを巻いた。

普段は他の選手の試合は見ないという龍聖だが、平岡の試合は観客席の後ろの方から観戦。「泣きそうになってしまった」と明かした。

「ずっと一緒に練習してたんで。離れた時期もありましたけど、今回一緒に練習してたんで本当にうれしい。特にひざをずっとやってたんですよ、琴ちゃん。ノップとひざをずっと練習してて、ひざで勝ったみたいな感じの試合だったんで。作戦を立てたノップもやっぱすごいなと思うし、それを実行した琴ちゃんもすごいなと思う」と2人同時の戴冠(たいかん)を心から喜んでいた。