<打撃格闘技:KNOCK OUT68「KNOCKIN’ on the WORLD」>◇5日◇神奈川・横浜武道館
大会終了後、KNOCK OUT山口元気代表(56)がメディアに対応。久井大夢を緊急参戦させ、2階級上シッティチャイと戦わせた理由について説明した。この試合についてはSNS等でファンから「危険だ」などと批判の声も上がっていた。
これについて山口代表は「シッティチャイって年で、全然減量終わっても(リカバリーして体が)膨らまないのを見てるし。久井選手が若くて通常体重が72(キロ)ぐらいあるのも聞いてるんで」「普段から本当に練習して体を鍛えてるから、世界のシッティチャイとやっても全然大丈夫な体をつくってる、っていうのは僕もお父さん(元キックボクサーでトレーナーの父淳平さん)とコミュニケーションをとりながら知ってるんで」と試合にゴーサインを出したことについて説明した。
そして「みんな分かってないなって。絶対、久井君が勝つよと思ってました」とニヤリと笑った。ただ、山口代表は久井がスピードでシッティチャイを圧倒して判定で勝つと思っていたそうで、衝撃の左アッパーKO勝ちは同代表ですら想定外だったようだ。
久井の次戦については、本人は10月大会への出場をリング上で直訴したが、山口代表によると11月8日のアンコールワット大会(カンボジア)からオファーを受けており、その大会に参戦させたい意向。その後、年末のビッグマッチまでの間にもう1試合戦いたければ常葉アリーナ(福島)で試合を組むことになりそうだという。
そんな久井の活躍に、山口代表は65キロのトーナメント開催も視野に入れていると明言。「明確に日にちを決めて(鈴木)千裕との(王座)統一戦(の相手)を決めるトーナメントをやろうかな、もうその時期に来ているのかなと。今日、シッティチャイをKOしたのを見て、久井君を中心とした65でトーナメントをやって、勝った暫定のチャンピオンが千裕と統一戦をやってもいいんじゃないですかね」と話した。
同トーナメントには久井、チャド・コリンズら外国人、中島玲、力斗、寺島輝らを参加させたいそうで、勝者がKNOCK OUT-BLACKスーパーライト級(-65キロ)暫定王者となり、正規王者の鈴木千裕と王座統一戦を戦う見通しだ。