<キックボクシング:K-1「K-1ワールドMAX2026」>◇12日◇東京・代々木第二体育館
第6試合のK-1ワールドGPライト級(-62.5キロ)王座戦3分3回延長1回で、里見柚己(28=team NOVA/王者)と永澤サムエル聖光(36=B Make/挑戦者)が対戦。永澤が2回1分41秒KOで、K-1グループでの初戴冠(たいかん)を果たした。
36歳の永澤は試合開始とほぼ同時にカウンターの左を浴びてダウン。しかし、そこからまさかの反撃。前へ出る圧力と手数で王者を追い詰め、2回1分41秒、パンチ連打で里見が棒立ちになるとレフェリーが試合を止めた。里見は初防衛に失敗した。
2人は24年8月のKrushで対戦し、その時は里見が1回KO勝ち。「気持ちが大事っす。気合っす」という永澤が見事リベンジを果たして頂点に立った。
永澤はもともとひじありルールで活躍し、WMOインターナショナル・ライト級やWBCムエタイ日本ライト級、第2代ジャパンキックボクシング協会ライト級などの王座を獲得してきた。
当時はキックを武器に今より遠い距離で戦っていたが、K-1グループ参戦を機にパンチの打ち方を1から見直し、K-1ルールにも適応。ついに王座を手にした。
永澤は「最高ですね、やばいですね。2年前、Krushで里見君に負けて、1ラウンドで。そこからやっと勝てるようになって3連戦(25年9月・上野空大戦、26年2月・西京佑馬戦、26年5月・大岩龍矢戦)。きつい試合ばっかりでしたけど、勝って勝ってなんとか勝てて。で、仲間もいっぱい増えて、その中で今回ダウン取られちゃって。そこから逆転KO。これ映画化決定でいいでしょ。これみんな映画化決定でお願いします」と笑顔でアピールした。
防衛戦については朝久裕貴(朝久道場)らの名前も挙がるが「強いのしかいないですからね。でもチャンピオンならやっていくしかないんで。防衛戦はやりたいですね。誰でもいいです」と意欲を見せていた。