【ONE】ヒザ蹴り多用ナビル・アナンに判定負け与座優貴「無、無です。今日はつまんなかった」

与座優貴(左)にヒザ蹴りを浴びせるナビル・アナン(C)ONE Championship

<ONEチャンピオンシップ「ONE SAMURAI 4」>◇17日◇東京・有明アリーナ

第7試合のバンタム級(-145ポンド=約65.8キロ)キックボクシングで、身長170センチの与座優貴(28=team VASILEUS)と同192センチのナビル・アナン(22=アルジェリア/タイ)が激突。与座がカーフキックを中心に相手の足を削りながら飛び込んでパンチを振るい、ナビルは長いリーチを生かして距離を取りつつ、カウンターのヒザ蹴りを多用する接戦となった。どちらに転んでもおかしくない緊迫した展開だったが、判定3-0でナビルに軍配が上がった。

試合後の会見場に姿を現した与座の表情には、激闘の疲労感よりも虚無感が漂っていた。率直な感想を問われると、絞り出すように「無、無です」と繰り返した。

22センチの身長差があるナビルとの対戦について「特に何もなかった。想像以上に来なかったなっていう。身長とか関係なく、つまんなかったです」と吐露。「もっと良い試合ができるのかなと思ってた」とかみ合わない展開にフラストレーションをのぞかせた。

判定については「まだ映像を見ていないのと、ONEがミドルのポイントが高いとかヒザ蹴りの印象が良いとかっていうのは分かるんで、そこで差がついたんだろうなとは思う」と分析。一方で、記者から判定基準への違和感や今後の戦う舞台について問われると「それも逃げだから。もう1回映像も見て……」と言葉を濁し、「続けるのは簡単なんですけど、このルールで勝つ…色々考えて決めようと思います。今日はつまんなかったなっていう。悔しくもないのが悔しいというか」と複雑な胸中を明かした。