打撃格闘技のKNOCK OUTは22日、「KNOCK OUT.69」(23日、東京・後楽園ホール)に向けた前日計量&記者会見を都内で開催。セミファイナル(第12試合)のKNOCK OUT-RED -63キロ契約3分3回で対戦する重森陽太(31=KNOCK OUTクロスポイント吉祥寺/第2代KNOCK OUT-REDライト級王者、WBCムエタイ日本スーパーライト級王者、)は62.65キロ、元ラジャダムナンスタジアム4階級制覇王者のセーンマニー・ノープムマリン(29=タイ)は63キロジャストで計量をクリアした。
会見で初めにマイクを握った重森は、「明日は、伝説を超える1日になればいいかなと思っております。よろしくお願いします」とあいさつ。続いてセーンマニーは「今回このKNOCK OUTに参戦できて、とてもうれしく思ってます。自分にとって日本で初めての試合になります。そんな中で、明日はチャンスがあればKOで倒したいと思ってます」と意気込みを述べた。
重森はフェイスオフでセーンマニーと向かい合った感想を聞かれると「昔から知ってる選手なんで、『うわ、セーンマニーだ』って感じは(笑い)、はい、しますね。やっぱオーラありますね。はい」と笑顔。記者から大谷翔平の言葉を引き合いに「『憧れるのをやめましょう』と言われると思うが」と振られると「私は、なんだろう、人にあんまり憧れないんで。なのでおいしくいただきたいと思ってます」と答え、どこで上回りたいかについては「トータル的にやっぱセーンマニー選手強いんで。まあ、いかに私が頑張れるか、だと思ってます」と語った。
相手はラジャダムナンとルンピニー両スタジアムのベルトを獲得してきたレジェンドだが、重森は「私にとってこの試合の位置づけは、こう格闘技を続けてきて、良かったなって思うかっていうか。まあ一種の、この1つのゴールみたいな感じかなってちょっと思ってて。私、5歳から、ムエタイっていうか格闘技をやっていて。で、引退する時、どうせ後悔しながらやめんだろうなって思ってたんですけど、なんかこの1試合拾ったら満足してやめられる気がしていて。まあ、壱(センチャイジム)君が10年って言ってたけど、私はあと6年ぐらい(笑い)、続ける予定なんで、まだまだですけど。辞める時にこの試合を勝つことによって、私が気持ちよく引退できる一戦になるんじゃないかなって思います。なので気持ちよく、満足してやめるために、ここはどうしても(勝利を)拾いたいなって思ってます」と胸中を明かした。