【ONE】内藤大樹が終了間際の左フックで劇的リベンジ!空位の王座懸けディベラ戦へ前進か

判定勝ちを告げられガッツポーズの内藤大樹(C)ONE Championship

第13代SB日本スーパーバンタム級王者の“サイレント・スナイパー”内藤大樹(30=BELLEOOD FIGHT TEAM)が7日、タイ・バンコクのルンピニースタジアムで開催された「ONEファイトナイト49」のフライ級(-135ポンド=61.2キロ)キックボクシングで、強豪ゴントーラニー・ソー・ソンマイとの再戦に臨んだ。

1回は内藤がシャープなパンチを的確に当てて相手をぐらつかせたが、続く2回にサウスポーからオーソドックスにスイッチしたゴントーラニーが圧力をかけて反撃。勝敗の行方がどちらに転ぶかわからない緊迫した展開のなか、迎えた最終3回終了間際に内藤が値千金の左フックでゴントーラニーからダウンを奪い、判定3-0で完勝。2023年10月にムエタイルールで敗れた因縁の相手に鮮やかなリベンジを果たすとともに、4連勝を飾った。

バンコク・ポストによると、内藤は試合前のメディアデーで、この一戦に勝利したあかつきには空位のONEフライ級キックボクシング世界王座を懸けて、現ストロー級キックボクシング世界王者のジョナサン・ディベラ(30=イタリア/カナダ)と対戦したいと語っていたという。

フライ級キックボクシング世界王座は前王者スーパーレック・キアトモー9が右ひざ前十字靭帯断裂により先月の東京大会で予定されていたディベラとの防衛戦を欠場し、9月にベルトを返上。同級暫定世界王者の武尊も引退しており、空位となっている。

バンコク・ポストによると、内藤はこれまでジョハン・エストゥピニャン(コロンビア)やナックロップ・フェアテックス(タイ)をムエタイルールで破り、4月には無敗の陽勇をキックボクシングで下した実績から、王座決定戦のトーナメントを開催する必要はなく、自身が最有力挑戦者であると主張していたという。

有言実行でダウンを奪い、難敵ゴントーラニーを退けたことで、12月の「ONE 174」でストロー級王座の防衛戦が予定されているディベラとのフライ級王座決定戦実現に向け、機運は一気に高まりそうだ。