フライ級13位佐々木憂流迦(29)が1回一本負けで連勝を逃した。同級5分3回で同級9位アレクサンドル・パントーハ(28=ブラジル)と対戦。立ち上がりこそ積極的に打ち合い、勢いづいたかにみえたが、ケージ際の攻防で腕ひしぎ逆十字固めの危機を脱した直後、今度は裸絞めを仕掛けられた。太い腕が首に巻きつき、逃げ切れずに万事休す-。1回2分18秒、ギブアップによる一本負けを喫した。

パントーハ戦に備え、米ニューヨークを練習拠点に置き、11月3日にニューヨークのマディソンスクエアガーデンで開催されたUFC230大会も視察。格闘技の殿堂で開かれたビッグマッチを間近でチェックし、気持ちを高ぶらせていたが、ランカー対決で白星を挙げられなかった。これで佐々木のUFC戦績は4勝5敗となった。