「ナカメリカ」の大統領を名乗るUS王者中邑真輔が王者対決に惜敗した。インターコンチネンタル(IC)王者セス・ロリンズとの初対決(ノンタイトル戦)に臨み、相手必殺技のカーブストンプでマットに沈められた。

試合後にはツイッターを更新し「(ナカメリカの)陛下をがっかりさせちゃったな。ロリンズは価値あるライバル。オレは別の戦いに備えるよ」とIC王者に敬意を表した。

実力者同士の好勝負だった。中邑がカモーンと挑発すると、IC王者にそのままモノマネされる挑発を受けた。場外回避した際、トペ・スイシーダの3連打を浴びると、US王者として負けじと飛びつき式腕ひしぎ逆十字から三角絞めで追い詰めた。白熱の攻防から相手のフロッグスプラッシュを回避した中邑が、先に得意のキンシャサを繰り出し、強烈なヒザをクリーンヒットさせたが、2カウント止まり。さらに追撃のキンシャサを狙ったところにスーパーキックを浴びた。マットに倒れていると、後頭部にカーブストンプを食らい、フォール負けを喫した。

また試合後、IC王者ロリンズが因縁勃発中の元盟友ディーン・アンブローズとの防衛戦が12月17日のPPV大会TLCで開催されることが発表された。