60キロ契約(ひじあり)5分3回で、RIZINバンタム級王者堀口恭司(28)が元UFCファイター対決を制した。

元UFC戦士のベン・ウィン(30=オーストラリア)と対戦。「全部打撃でいこうと思っていた。プラン通り」という通り、距離を一気に詰め、コーナーに追い詰め、右ストレートでダウンを奪うと、立ち上がったウィンに容赦なし。左フックで沈め、1回2分53秒、KO勝利を挙げ「全部打撃でいこうと思っていた。プラン通り」と笑顔で振り返った。

さらに「みなさんの応援が拳にのるので、もっと応援してください! 面白い試合をするのでぜひ会場に来てください。生の音は違うので」とくしゃくしゃの笑顔で会場を盛り上げた。

試合直後、リングインしたRIZIN榊原実行委員長から、昨年大みそかのRIZIN14大会で勝利したベラトール世界バンタム級王者コールドウェル(米国)との再戦を提案された。

舞台は6月14日、米ニューヨークのマディソンスクエアガーデンで開催されるベラトール222大会。2団体のベルトを懸けた統一戦となり、堀口は「絶対やります」と快諾していた。