15年4月以来、約4年ぶりに復活した歴史と伝統のあるシングルトーナメント「キング・オブ・ザ・リング」(KOTR)がこの日から開幕した。

まず16人で競われるこのトーナメントの組み合わせが発表。ロウの8選手、スマックダウンの8選手でそれぞれトーナメントで準決勝まで戦い、それぞれの勝者が決勝で激突する。ロウ側はセザーロVSサモア・ジョー、リコシェVSドリュー・マッキンタイア、セドリック・アレクサンダーVSサミ・ゼイン、ザ・ミズVSバロン・コービン、スマックダウン側はケビン・オーエンズVSアライアス、アリVSバディ・マーフィー、チャド・ゲイブルVSシェルトン・ベンジャミン、アポロ・クルーズVSアンドラデに決まった。

この日はロウ1回戦2試合が開催。ジョーがセザーロと対戦し、アッパーカットで先制されながらも延髄斬りからのトペ・スイシーダで反撃。相手得意のジャイアントスイングからのシャープシューター(サソリ固め)を狙われたが、逆にジョーがセザーロを捕獲。背後からコキーナ・クラッチ(胴絞め裸絞め)でタップを奪ったまたアレクサンダーがサミ・ゼインと対戦。序盤はゼインの勢いに押されながらも、ドロップキックからトペ・スイシーダで局面を打開し、最後はランバー・チェックでトドメを刺して3カウントを奪った。これでジョーとアレクサンダーが2回戦進出を決め、ジョーはリコシェVSマッキンタイアの勝者、アレクサンダーはミズVSコービンの勝者との顔合わせになる。