立ち技打撃格闘技RISEワールドシリーズ2019 58キロ以下級トーナメント決勝(16日、千葉・幕張メッセイベントホール)を控えるキックボクシング界の「神童」那須川天心(21)が優勝賞金を寄付する考えを明かした。

15日に都内のホテルで前日計量に臨み、57・95キロでパス。決勝で拳を交える志朗(26)は57・8キロでクリアした。千葉・松戸市を拠点とする那須川は台風15号で千葉県に甚大な被害が続いていることに触れ「ボクのところは松戸でギリギリ大丈夫でしたが、家が飛ばされたり報道されない被害が大きい地域があるみたいです」と心配そうな表情。優勝すれば1000万円の賞金が入るため、那須川は「ボクはいらないいので、賞金は寄付してもいいかなと。助けたい気持ちが強いです」と口にした。