元ONEライト級王者青木真也(36)が秒殺勝利を挙げた。

初代のONEフェザー級王者ホノリオ・バナリオ(30=フィリピン)との同級5分3回で、開始から54秒、スピニングショーク(回転チョーク式裸絞め)で一本勝ちを挙げた。

タックルから組み合い、足を引っかけて倒して寝技の攻防に持ち込むと、回転しながら肩ごと首を絞め、あおむけにさせたところでギブアップを誘った。鮮やかな秒殺劇に、青木は「36歳になって、家庭を壊して、好きなことやって。どうだお前ら、うらやましいだろう」と決めぜりふで会場のファンを熱狂させた。

「とにかく良いモノを作るために、これからクリエーティブなライバル達に勝つために一生、生きていきます。悔しい、悔しい、悔しい、とお前ら嫉妬しているだろう」と会場を盛り上げていた。