「ビッグドッグ」ローマン・レインズが15日のPPV大会TLC(米ミネソタ州ミネアポリス・ターゲットセンター)でシングル激突する因縁深まるキング・コービンを撃退した。

まずリング上でドルフ・ジグラーと組んだコービンがスマックダウン・タッグ王者ニュー・デイ(コフィ・キングストン、ビッグE組)とタッグマッチで激突。終盤にジグラーがキングストンに手錠をかけてコーナーポストに吊るし、ニュー・デイの保持するタッグ王座を狙うザ・リバイバルも現れてビッグEにシャッター・マシーンでKOした。コービンがドッグフードを持ち出すと、レインズが登場。警備員、リバイバルを蹴散らすと、コービンにスーパーマンパンチで圧倒した。さらにジグラーをラダー(はしご)上から解説席テーブルにたたき落としてみせた。

レインズは6日に米ファイエットビルで開催されたスマックダウン大会で、コービン、ジグラーの2人から手錠でポストに吊るされると、頭にドッグフードを投げかけられる屈辱を味わっていたが、PPV大会直前大会で報復に成功した形となった。