WWE女子タッグ王者カブキ・ウォリアーズ(アスカ、カイリ・セイン組)が“女王タッグ”の挑戦者組を下し、PPV大会で王座防衛に成功した。

現ロウ女子王者ベッキー・リンチ、前スマックダウン女子王者シャーロット・フレアー組の挑戦をTLC形式(テーブル、はしご、いすなど使用OK。天井に吊されたベルトを先に奪った方が勝ち)で受けた。

挑戦者組にいきなり襲われたセインがフレアーのビックブーツを浴びた。すると、負けじとアスカもリンチにヒップアタック、セインとの連係でパイプいすを使ったドロップキックをフレアーに成功させた。セインもリング下から持ち出した消火器を挑戦者組に噴射。アスカはロープでリンチをラダーにしばりつけ、数的優位の状況を演出した。 解説席からセインがインセイン・エルボーでリンチを狙うと、蹴りで迎撃されてロープからの脱出を許した。アスカもリンチの竹刀攻撃からレッグドロップでテーブルごとたたきつけられた。TLC形式らしく、テーブル、はしご、パイプいすが飛び交う激しい攻防となった。

1度はアスカがベックスプロイダーで投げ飛ばされ、リンチにリング中央のはしご頂上まで詰め寄られたものの、アスカがラダーにしばりつけたロープを引っ張ってリンチを落とすことに成功。自らがはしごを使って天井に吊るされたベルトをつかんでTLC形式の王座戦を制した。