22歳の若さで亡くなったプロレスラー木村花さんの、突然の死から2日たった25日も、多くのレスラーがSNSで追悼の言葉をつづった。

全女時代にヒール軍団「極悪同盟」でブレークしたダンプ松本(59)はツイッターで「可愛そうで可愛そうで悲しいです」。長州力(68)もツイッターで「残念です!なぜ無視しなかった!なぜ相談を!仲間は?親は?憧れていた夢が叶ったのに!頑張っていたのに!」などと記した。

世界中から追悼の声が届くのを受け、スターダムは追悼興行開催やファンの献花の場を検討している。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、興行再開の見通しが立っていないため、時期は未定。団体関係者は「少し先になると思うが、みなさんが追悼できる場を作ってあげたい」と話した。

木村さんの死が同僚選手に与えた影響は計り知れない。団体は、コロナ禍で集合できない状況のため、グループLINEなどを使いながら選手の心のケアに努めているという。4月末から毎日継続していた公式Youtubeチャンネルでの生配信は当分中止となる予定だ。

木村さんはこの世を去る前に、亀戸の団体事務所のドアの前に飼っていたオスの子猫「からあげくん」を仲間たちに託すように置いた。関係者によると、子猫は今後、団体の寮で飼うという。