大阪での再開後初興行「責任を負う」感染防止へ決意

グリーンツダジムの本石昌也会長(44)は3日、大阪市内のジムで8月9日に大阪・枚方(ひらかた)市総合体育館で開催する興行の詳細を発表した。

元日本ウエルター級王者矢田良太(31)の藤井拓也(三迫)との再起戦(8回戦)がメインで計8試合、50ラウンド。新型コロナウイルスの影響でガイドラインが設けられ、本石会長は「許される最大限のラウンド数」と説明した。

今後の感染状況に影響されるが、当日は観客を入れる予定で、万全の対策を敷く。チケットに新型コロナウイルス接触確認アプリのコードを張り、会場は徹底した換気、観客には検温とマスク着用を義務づける。また、直前に出場全選手のPCR検査を実施するなど、本石会長は「(日本ボクシングコミッションが設定する)ガイドライン以上のもので、より安全に感染防止に努める」と意気込む。

ボクシングは12日の愛知県内の興行で再開され、グリーンツダジムの興行は大阪で再開後初となる。「その責任を負う」と会長は話し、感染防止により力がこもる。メインを担う矢田も「試合もだが、感染できないプレッシャーもある。減量に入ると免疫が落ちるので、今まで以上に気をつけたい」。興行のサブタイトルが「必ず乗り越える。コロナの先へ」。ボクシング業界も見えない敵との戦いへ。ゴングが打ち鳴らされる。【実藤健一】