8月29日神宮球場大会でIWGPヘビー級、同インターコンチネンタルの2冠をかけて戦う両王者EVILと、挑戦者内藤哲也(38)が8人タッグマッチで激突した。

試合はロス・インゴベルナブレス・デ・ハポン軍のSANADAが、バレットクラブ軍の外道にSKULL ENDを決め、勝利。ロスインゴからバレットクラブに電撃移籍した7月12日以来、シングル、タッグ戦含め勝ち続けていたEVILの連勝が6で止まった。

内藤はバックステージでここぞとばかりに、EVILを挑発。

「EVILの連勝もついにストップ。これでもし、神宮球場でも負けてしまったら海外にいるバレットクラブのメンバーに合わせる顔がないぜ? 俺ももちろん負けられない試合だよ。でも、俺以上に負けを許されない状況なのがEVILかもしれないね。俺の攻撃パターンはすべてお見通しなんだろ?だとしたら、こんな楽な防衛戦はないぜ。神宮球場はきっとEVILが締めることでしょう」とまくしたてた。

さらに「どれだけの完勝劇を神宮球場でみなさまに、そして対戦相手である俺に見せてくれるんだろうね?」とプレッシャーをかけた。

内藤の言葉を受け、王者EVILは「お前、勝ってんのに1人焦ってんな。そりゃそうだよな、お前はもう崖っぷちにいんだよ」と余裕の表情。「このまま神宮までとことん追い込んでやるからな」と予告した。