22日のK-1スーパーライト級タイトルマッチ(エディオンアリーナ大阪)で、王座奪取に成功した山崎秀晃(33)が一夜明けた23日、大阪市内で会見を行った。

14年からK-1に参戦も、同ベルトを手に入れたのは今回が初めて。負けたら引退と決め、崖っぷちで挑んだ33歳は「今、手元にベルトがあることに非常に満足しています。K-1で生きてきた証明ができた」と改めてその喜びを語った。

前王者の安保瑠輝也(24)はこの試合を最後に階級を上げることを示唆していたが、山崎は「(安保から)連絡をもらって、(階級を)アップ予定だったけど、とどめると言っていた。スーパーライト級は激戦区で、そのなかで、率先して(強さを)証明していく存在になりたいと思っています」と遅咲きの王者が新たな歴史をつくる。