ボクシングWBO世界フライ級3位中谷潤人(22=M・T)の世界初挑戦が、11月6日に決定した。主催の帝拳ジムとM・Tジムが23日に発表した。

東京・後楽園ホールで、同級1位ジーメル・マグラモ(26=フィリピン)との王座決定戦。新型コロナウイルスで来日のめどが立たず、4月と8月に2度延期となっていた。

マグラモはPCR検査、手続きを完了し、22日に来日してホテルに自主隔離している。一行はジャニー・エロルデ・プロモーター、元東洋太平洋王者で来日経験ある父メルビンさん、世界挑戦経験があるエロルデ氏の息子のファン・ミゲル氏、来日経験な元東洋太平洋王者ペドリト・ローレンテ。こちらも初の世界挑戦へ向けて、ホテルで調整していく。

また、セミファイナルには元世界王者辰吉の次男で、日本バンタム級8位の寿以輝(24=大阪帝拳)が8回戦に臨む。対戦相手はアマ経験ある2戦2勝(IKO)の今村和寛(28=本田)。他に3試合が予定され、日テレ・ジータスとBS日テレで生放送される。入場券の一般販売はしない。