<プロボクシング・東洋太平洋ミドル級タイトルマッチ12回戦>◇7日◇東京・後楽園ホール
同級2冠王者西田光(28=川崎新田)が初防衛に失敗した。
同級1位ドワイト・リッチー(24=オーストラリア)との指名試合。初回から左ジャブで先手をとられて足を使われ、得意の接近戦でのボディー攻撃ができず。0-3の判定負けで、8~10ポイント差と大差がついた。
4回の採点公開では36-40とリードされた。「くっついて逃がさず、ボディーで細かく攻めようと思った。2、3回にはボディーを嫌がっていたが、ついていけなかった。やりづらさに対応できなかった」とうなだれた。中盤以降も試合展開は変わらず、反撃は単発でコーナーに追い込んでも逆に反撃を食らった。「単純に実力が足りなかった。周囲が尽力してくれたのに申し訳なく、情けない」とガックリ肩を落とした。
3月に柴田を3回KOで破って王座を奪取し、チャンピオンカーニバルのMVPにもなった。「気持ちは前を向いていた」という。指名期限で東洋太平洋の王座戦を優先したが、9月には日本王座の初防衛戦が控えている。「ちょっと難しいがやるしかない」と言葉少なだった。