井上尚弥が視察のロマゴン今日4階級制覇に挑戦

WBC世界スーパーフライ級王者クアドラス(右)と挑戦者の世界3階級王者ゴンサレス(中央)(撮影・奥山将志)

 【米ロサンゼルス9日(日本時間10日)=奥山将志】ボクシングの無敗の3階級王者ローマン・ゴンサレス(29=ニカラグア)が今日10日(同11日)、4階級制覇をかけWBC世界スーパーフライ級王者カルロス・クアドラス(メキシコ)に挑戦する。前日計量を1回でパスすると「これは私の人生で最も重要な試合だ。20ラウンドでも戦う準備は出来ている」と興奮気味に勝利を誓った。

 7度目の防衛を目指す安定王者クアドラスとの大一番には、ゴンサレスとの対戦が期待されるWBO世界スーパーフライ級王者井上尚弥(大橋)も視察に訪れる。ゴンサレスのプロモートを務める帝拳ジムの本田会長は計量後、「この試合でロマゴンが勝てば、来年中に井上とやる」と明言。大橋会長も対戦に前向きな姿勢を示しており、結果次第で本格交渉に入っていくことになりそうだ。

 会場にはWBA同級王者コンセプシオン、WBA・WBOフライ級王者エストラーダも来場予定と、軽量級のビッグマッチは大きな注目の中でゴングを迎える。ゴンサレスは、初のスーパーフライ級での世界戦に向け、約2カ月間のロサンゼルス合宿を敢行。「さらに強くなったパンチを見てほしい」と力を込めた。45戦全勝(38KO)の「怪物」が、再び伝説を作る。