石田匠、世界初挑戦へ渡英「全てを出し切りたい」

WBAスーパーフライ級戦への出発前、ファイティングポーズをとる石田匠(共同)

 世界ボクシング協会(WBA)スーパーフライ級タイトルマッチ(28日・英カーディフ)で王者のカリド・ヤファイ(英国)に挑む同級1位の石田匠(井岡)が21日、出発前の関西空港で取材に応じ「楽しみ。今までやってきた全てを出し切りたい」と意気込みを述べた。

 24戦全勝(13KO)の挑戦者は、これまで約110ラウンドのスパーリングをこなしてきたそうで「いい練習ができた」と納得顔。減量も「問題ない」と順調な調整ぶりをうかがわせた。初の世界戦に向け「全てが初めての経験。でもやるだけ」と話し「チャンピオンになって浮かれて帰ってきます」と笑った。