拳四朗「新しい自分が見えた」次戦は前王者と再戦へ

判定勝利で初防衛を決めた拳四朗(左)は笑顔でガッツポーズ。右はペドロ・ゲバラ(撮影・浅見桂子)

 王者拳四朗(25=BMB)が2-0判定勝ちで初防衛に成功した。挑戦者の同級1位ペドロ・ゲバラ(28=メキシコ)に対し、序盤は左ジャブ中心で距離を取って試合を組み立てたが、4回終了時点で公開された採点では0-3と劣勢。5回以降は距離を詰め、足を止めての打ち合いに持ち込み、ポイントを逆転した。

 拳四朗は「(4回終了時も)不思議と焦りはなかった。(5回以降は)新しい自分が見えた感じ」。次戦は、5月にベルトを奪った前王者ガニガン・ロペスとのリマッチ。2度目の防衛を目指す。