35歳荒川仁人「あっという間」進化し世界再挑戦へ

前日計量をパスした荒川(右)とアゲロ

 ボクシングのWBO世界ライト級4位で同団体アジアパシフィック同級王者荒川仁人(35=ワタナベ)が1日、ノンタイトル62・5キロ契約10回戦(後楽園ホール)の前日計量の臨み、100グラムアンダーの62・4キロでパスした。対戦相手アドニス・アゲロ(フィリピン)は日本で2勝1敗1分けの戦績を残しており、「思ったより体は大きかった。ちゃんと準備をしてきていると感じた。頑張る選手なので、終わる瞬間まで気は抜けないですね」と警戒した。

 13年7月には米国でWBC世界ライト級暫定王者決定戦を戦った。同級3位だったオマール・フィゲロア(米国)に0-3の判定で敗れたが、2回にダウンを奪われながらも気迫あふれる12ラウンドの奮闘を見せた姿は、本場ファンも大いにうならせた。再びの世界挑戦を待ち続けて4年。「20歳を過ぎるとあっという間ですね」とほほ笑みながらも、12月で36歳を目前にした顔つきは生き生きと輝く。「今日の自分より明日の自分が強くなれるように」と日々を過ごし、15年4月に八王子中屋ジムからワタナベジムに移籍して現在は5連勝中。「進化というよりは変化している。意識的に変わり続けたい。対応の幅も広がっている」というベテランが18年へ弾みをつける勝利を誓う。