比嘉大吾、米進出へ第1歩 英語とスペイン語習得だ

合宿と試合視察のため、米ロサンゼルスに出発した王者比嘉(左)と野木トレーナー(撮影・藤中栄二)

 WBC世界フライ級王者比嘉大吾(22=白井・具志堅スポーツ)が米進出への第1歩を踏み出す。

 フライ級、スーパーフライ級の世界王者を集めた24日の興行Superfly2(米イングルウッド)の視察と合宿のため、21日に米ロサンゼルスへ出発した。同興行でフライ級はWBAとIBFの王座戦が組まれており「リングで『今日勝ったすべてのボクサーに自信がある』と英語で言いたい」と意欲を示し、帰国後に英語とスペイン語を学び始めるという。20日に沖縄県民栄誉賞の受賞も発表され「賞に見合う人間になる」と口にした。