中村K太郎、組み技得意な相手に打撃で敗れ連勝逃す

マーティン(左端)に判定負けを喫した中村K太郎 Photo by Patrick Smith/Zuffa LLC/Zuffa LLC via Getty Images 

 中村K太郎(33=和術慧舟會K太郎道場)が自身初のUFC連勝を逃した。ウエルター級5分3回で、トニー・マーティン(28=米国)と対戦し、0-3の判定負けを喫した。

 ワンツーを浴びた後に右の強打も受けてヒザをついた。続いて右ストレートをもろに食らうなど劣勢が続いた。終盤にテークダウンで反撃に転じたものの、グラウンドを得意とするマーティンを最後まで捕まえることはできなかった。

 昨年9月のUFC日本大会でアレックス・モレノ(27=米国)に判定勝ちして以来、7カ月ぶりの試合で連勝を逃した中村。これで15年から2度目のUFC参戦で、戦績は3勝3敗となった。