比嘉体重超過でJBCに報告書、近日中に処分検討へ

比嘉大吾(右)、具志堅用高会長

 日本ボクシングコミッション(JBC)の安河内剛事務局長は24日、体重超過のためWBC世界フライ級王座を剥奪された比嘉大吾が所属する白井・具志堅スポーツジムから報告書が同日に届いたことを明らかにした。近日中に倫理委員会を開き処分を検討する。

 長期出場停止の可能性もあり、安河内事務局長は「しっかり精査して判断する」と述べた。比嘉は制限体重を900グラムオーバーし、世界戦に出場する日本選手として初の計量失敗となった。9回TKO負けした15日の試合後には入院したが、既に退院し体調回復に努めている。