セミでは、石川修司(42=フリー)が、鷹木信悟と壮絶な戦いを演じた。
勝ち点6の石川と、勝てば優勝決定戦進出の可能性を残した勝ち点8の鷹木。互いの意地のぶつかり合いで、最後は石川がジャイアントスラムで制した。昨年のチャンピオンで2連覇をねらった石川の意地が、鷹木の野望を打ち砕いた。
石川は「鷹木が丸藤と優勝決定戦をやりたいと言ったのを聞いてカチンと来た。なめられたくないという意味でやった。前回優勝して、負け越しだけはしないと思っていた」と語った。
また、第5試合では、野村直矢が、前3冠ヘビー級王者のジョー・ドーリングを倒す大金星を挙げた。野村はここまでわずか1勝の勝ち点2だったが、勝ち点8で優勝決定戦進出をねらうドーリングを止めた。試合は、圧倒的なパワーで攻めるドーリング防戦一方も、最後は一瞬のスキをつき、丸め込んで3カウントを奪った。
野村は「いまだに何が起こっているのか、信じられない。2勝しかしていないけど、今日、あの怪物に勝って、オレはこれからのぼり詰めるだけ。チャンピオンカーニバルは明日で終わるけど、これからのボクを見ておいてください」と、興奮気味に話した。